【遊戯王日記】針のないさぼてん

遊戯王についてまったりと呟くブログにします。 更新は不定期です。レッツエンジョイ。

ガガガデッキに未来や希望はあるのか(ホープ的な意味ではなく)その1

 

 

ブラマジかっけぇー!

 

HEROTUEEEEE!

 

ジャンク・シンクロン!不動性ソリティア

 

猿ゥ!笑顔には勝てなかったよ…

 

いやぁ、歴代主人公はどのデッキも魅力的でいいですね^^

え、遊馬?あー、あのホープだすデッキね。

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はいはいホープホープ。

 

と、いまいちメインデッキで何が主軸になっているのかがはっきりしない遊馬君のデッキですが、まあ、何と聞かれたらガガガデッキって言うのが一番普通だと自分の中では思っています。

 

そんな、他の4人とは違い大した強化ももらっていない(失礼)遊馬君デッキ、ここでは自分も使っていてとてもお気に入りのガガガデッキを紹介します。というより、ガガガ使いの皆さんに診断をお願いして、よりいいデッキを作りたいって感じです。今回は最初なので、ガガガデッキのことを知らないという方向けに、どんな風に動くのかを紹介したいと思います。

 

ではまずデッキレシピです。※12/26 デッキレシピ更新しました!

【レシピ更新】ガガガデッキに未来や希望はあるのか()その5 - 【遊戯王日記】針のないさぼてん

初めに断っておきますが、このレシピは環境デッキなどと戦うことはあまり想定していません。あくまでフリーデュエルの中で、ガガガデッキを楽しむための構築になります。当たり前ですかね、すみません。

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サイドでは試合に出られなかったガガガたちが応援してくれています()

まあつまりサイドはテキトーです。

 

とりあえず、ガガガデッキがどういうデッキなのか一言で説明すると、お互いのレベルを合わせることが出来るガガガモンスターを二体並べて、状況に応じたランクのエクシーズモンスターを召喚して戦うデッキ、って感じですかね。

普通のエクシーズデッキだと、だいたい一種類のランクしかデュエル中に出すことが出来ず、対応出来る状況も限られてきます。(ランク4で大体何とかなるとか言わない)

しかし、このガガガデッキならば、ひとつのデッキであるにも関わらず、なんと2~10場合によっては12までのランクのエクシーズモンスターを出すことが出来るのです

様々なランクのモンスターが出せるということは、そのまま対応力の高さに繋がります。基本的に高ランクになればなるほどモンスターは強力になりますが、その分出すため手間がかかるのが普通です。しかし、このガガガデッキの魅力は、そんな普通なら出しにくい高ランクエクシーズモンスターを、いともたやすく出せてしまうことにあります

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たとえばこのガガガシスター召喚時に「ガガガ」魔法・罠をサーチする効果と、1ターンに1度このカード以外のガガガモンスター一体を選択し、そのモンスターとこのカードのレベルを、それぞれのレベルを合計したレベルにする効果を持っています

 

つまり、レベル2であるガガガシスターの効果を、レベル4であるガガガマジシャンに使った場合、それぞれのレベルは、

2 + 4 = 6

になるわけです。これで、ランク6のエクシーズモンスターを呼ぶ準備が整います

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ちなみにこのガガガマジシャンには、1ターンに1度、自身のレベルを1~8の任意のレベルに変更する効果を持っているので、この効果を使ってレベル6になったガガガマジシャンに、先ほどのガガガシスターの効果を使うことで、それぞれのレベルは

2 + 6 = 8

になります。これで、ランク8のエクシーズモンスターを呼ぶことができます。 

 

このように、ガガガモンスターはフィールドに2体並ぶことでお互いのレベルを合わせ、エクシーズ召喚につなげることが出来ます。

では、一体どのようにして2体を場に並べるのか、というところで先ほどのガガガシスターの召喚時効果が関係してきます。シスターには召喚時「ガガガ」魔法・罠をサーチする効果がありますが、まさにこの「ガガガ」魔法カードが、ガガガモンスターの展開を可能にします。

 

私が採用しているのは、ガガガリベンジガガガウィンドガガガボルトの三種類です。ガガガボルトは、自分場にガガガモンスターが存在するとき、フィールドのカード一枚を破壊する効果で、展開には関係ありません。

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こちらのガガガリベンジは、墓地の「ガガガ」モンスターを特殊召喚する装備魔法で、このカードを装備したモンスターがエクシーズ素材となったとき、自分フィールドのすべてのエクシーズモンスターの攻撃力を300アップさせるとおまけ付き。

実は一見地味に見えるこの打点300アップが、ガガガデッキにおいて非常に重要な役割を持つのです。ガガガモンスターを使って出しやすいランク8エクシーズモンスターの一つに、竜騎士フェルグラントがいます。

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このカードは1ターンに1度、エクシーズ素材を取り除くことで、フィールドの表側表示モンスター一体の効果を無効にし、このカード以外の効果を受けなくする、フリーチェーンの効果を持ちます。自身にこの効果を使えば、完全耐性のモンスターの出来上がりです。

この時点でも非常に優秀な効果を持ったモンスターなのですが、先述のガガガリベンジの効果が適用されるとこのカードの攻撃力は3100になります。つまり、3000という青眼ラインを超えるということです。

フェルグラント単体では、いくら完全耐性を持っていても、戦闘においては通常通り破壊されてしまうため、相手が攻撃力2800以上のモンスターを出してしまったらそれでおしまいです。しかし、ガガガリベンジによって攻撃力が上がり、3100になったフェルグラントを倒すためには、相手は攻撃力3100以上のモンスターを用意しなければなりません。

たった300違うだけじゃん!

と思う人もいますが、問題はそこではなく、重要なのはフェルグラントを倒すために、攻撃力3000を超えるモンスターを出さなければいけないのかどうかなんです。

遊戯王wikiによると、攻撃力2800以上のモンスターは448体いますが、攻撃力3100以上のモンスターとなると、127体のみでした。といっても、3000を超えてきたモンスターは、何かしらの面倒な召喚条件があるモンスターが多いので、普通のデッキで3000越えのフェルグラントを突破しようとするのは、なかなか大変になるはずです。実際このカードは非常に場持ちがよく、相手がこのカードを倒せずにターンが回ってくる、というのはよくあります。

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もうひとつのガガガウィンドは、手札から「ガガガ」モンスターをレベル4扱いで特殊召喚する通常魔法です。ガガガリベンジは、墓地にガガガモンスターがいないと発動できないため、手札にガガガが溜まってしまったときなどに便利です。リベンジとウィンド、どちらもガガガシスターの召喚時効果でサーチできるので、状況に応じて使い分けましょう。

 

では、これらの魔法カードを使わないと、ガガガモンスターを二体並べることはできないのかというと、そうではありません。ガガガモンスターでありながら、展開効果を持ったものも存在します。それがガガガヘッドです。

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このカードは召喚に成功したとき、墓地のガガガモンスターを2体まで選択して特殊召喚することが出来ます。この効果の発動後、自分はガガガモンスターを素材としたエクシーズ召喚以外の特殊召喚が出来なくなる、という少し厄介な制約が付きますが、強力な効果であることに間違いはありません。さらに、フィールドのガガガヘッドを素材としてエクシーズ召喚したモンスターに、召喚成功時のワンドロー効果を与えるといううれしいおまけも。

このカードのレベルが6である点から、アドバンス召喚のためのリリース要員が必要になって重そう、という問題も、相手のみにモンスターが存在する場合にリリースなしでレベル4として通常召喚できるという①の効果で解決できます。

このように優秀な効果満載のヘッドですが、このカード自身には、レベルを相手と合せるような効果がないことには注意してください。ヘッドを使うときは、墓地にガガガシスターガガガマジシャン等のレベルを合わせられるガガガモンスターが存在するときがいいでしょう。

 

さて、ここまで説明してきたところで、このデッキのキーカードが、だいたい明らかになってきたと思います。

ガガガを場に2体並べることが第一目標であることから、展開のための「ガガガ」魔法カードがサーチでき、かつ他のガガガとレベルを合わせられるガガガシスターはまず真っ先に引きたいカードです。というより、シスターがこないとあまり動けません(笑)

また、ガガガヘッドも、墓地にガガガさえ落ちていればこれ一枚でガガガを場に二体以上展開できるので、やはり手札に来てほしいカードです。ただしヘッドに関しては、シスターからのリベンジで吊り上げ、レベルを合わせてフェルグラント、ヘッドのおまけでワンドロー、の流れが強いので墓地にほしい場合も多いです

 

では、これらのキーカードを手札にもって来れるカードはないのか。あります。

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ガガガモンスターをデッキからサーチできるほぼ唯一のカードが、このオノマト連携です。手札一枚をコストに、デッキから「ズババ」、「ガガガ」、「ゴゴゴ」、「ドドド」モンスターのうち一体ずつ、合計2体まで手札に加えられます。よって、「ガガガ」モンスターのみを2体加える、といったことはできません。したがって必然的にガガガ以外のオノマトテーマをデッキに入れなければなりません。というより、入れないとアドバンテージ的に損です。

そこで、ガガガデッキと役割が被らず、比較的相性がいいカードであると考えられるのは、このドドドバスターです。

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サイバー・ドラゴン効果で特殊召喚できるので、ガガガシスターなどに使いたい召喚権を残したまま、モンスターを場にそろえることが出来ます。また、2枚以上採用した場合は、アドバンス召喚成功時に墓地の同名カードを蘇生し、そのままランク6エクシーズモンスターにつなげることもできます。これもなかなか強いので、積極的に狙って言っていいと思います。

 

 

ガガガデッキの基本としては、こんなところでしょうか、とにかくガガガモンスターを場に揃える、そしてそのために手札にシスター(またはヘッド)を引き込む、その過程でガガガモンスターを墓地に送ることが出来ればかなりいい感じです。相手のエフェクト・ヴェーラーをマインド・クラッシュできればもう完璧ですね!

 

次回は、このガガガデッキの動きを安定させる、どうすればもっと強くなるかを自分なりに考えたデッキレシピの部分の紹介をしていきたいと思います。

次回↓

【レシピ紹介編】ガガガデッキに未来や希望はあるのか()その2 - 【遊戯王日記】針のないさぼてん

ここまで見てくださって、ありがとうございました。