【究極のロマン+エリート出張テーマ】レインボーネオス召喚獣爆誕!()
※エリート出張テーマとは十二獣のことではありません。
突然ですが、「レインボー・ネオス」ってかなりの良カードだと思いませんか?
古き良き名称指定融合モンスターであり、その素材はアニメの超重要カードの「E・HEROネオス」に「究極宝玉神」!!
究極宝玉神はサーチ手段があまり豊富ではないのため、このカードを融合召喚することは容易ではありません。
しかし!その召喚の難易度に見合うだけの、一撃で勝負を決めるほど超強力な効果を持ち、召喚に成功したときのワクワクはかなりのものです!
ですが、出したら必ず勝てるようなふざけた効果であったり、デッキによっては詰むレベルの超耐性を持っているわけではなく、きちんと対処法は存在します。
つまり何が言いたいかと言うと、アルティメット・ファルコンはクソ(RR自体は大好きですyo!)
メインに入るモンスターは一種類、他はすべて融合モンスター!
構築は非常に自由度が高く、個人的にかなりの良テーマだと思います、「召喚獣」。
大会でも、怪獣召喚獣や十二獣召喚獣、召喚十二獣など、出張してちらほら結果を残しているご様子。
そんな強くてかっこいい「召喚獣」を自分のデッキにもどこかに出張させたい!と思い考えたのが、今回紹介するレインボーネオス召喚獣(仮)です。(もっといい名前募集中)なによりもまずはデッキレシピをご紹介します。 レインボーネオスデッキは、その名の通り大型融合モンスターである「レインボー・ネオス」を召喚することに特化し、一気に勝負を決めるいわばロマンデッキとして人気が高く、多くのデュエリストに愛用されています。私もその中の一人で、出せれば強い大型モンスターで戦うスタイルが非常に気に入り、長く使用していました。お気に入りのデッキはいろいろいじって強化していきたい、という気持ちから、特に相性なども考えずとりあえずぶち込んだ召喚獣。実際入れて回してみると、召喚獣が入ったことによるメリットがきちんと生まれていることに気が付きました。何点か挙げていきますが、その前に軽く召喚獣について説明します。召喚獣唯一のメインモンスター、召喚師アレイスターさん、出番ですよ!このカードは、通常召喚・リバース時にデッキから「召喚魔術」を加える効果を持ち、また手札から捨てることで場の融合モンスターの攻守を1000ずつアップさせる誘発即時効果もついています。これが意外と便利。アレイスター自身はフィールド魔法である「暴走魔法陣」によってサーチできます。
アレイスターによってサーチされるカード、「召喚魔術」
融合とかフュージョンとかついてませんが融合魔法です。ただし、普通の融合と違う点は、
・素材に使えるのは手札のみ
・「召喚獣」融合モンスターを融合召喚する場合のみ自分フィールド、お互いの墓地のモンスターも除外して素材にできる
・このカードが墓地にあるとき、除外されているアレイスターを手札に戻すことでこのカードをデッキに戻せる
まずこのカードの特徴は、化石融合も涙目の墓地融合効果です。融合召喚というシステム自体、手札消費が激しいことが非常に大きな問題でしたが、墓地のモンスターを素材にすることでこの問題を見事に解決しています。
そしてもうひとつ、墓地のこのカードは、除外されているアレイスターを手札に戻してデッキに帰っていきます。このカードをサーチしてきたカードを手札に回収し、自身はデッキに戻る。つまりこれは、、、無限ループ!
流れとしては、
①アレイスター通常召喚、召喚時「召喚魔術」サーチ。
②召喚魔術発動、場のアレイスターと自分または相手の墓地のモンスターを除外して融合。
③墓地の召喚魔術の効果により先ほど除外したアレイスターを手札に加え、自身はデッキに戻る。
③の時点で手札にアレイスターが戻ってきているので、次のターン、また①からの動きを行うことが出来ます。よって、エクストラデッキの召喚獣や、お互いの墓地のモンスターが尽きない限り、手札を消費せず毎ターン融合召喚が可能となるのです。ネックなのは、アレイスターに毎回召喚権を使わなければならないことでしょうか。つまり、召喚権がデッキ内の動きでそれほど重要ではない、または使わなくても動けるテーマに召喚獣は非常に相性がいいということになります。最初に挙げた怪獣召喚獣や十二獣召喚獣がその例ですね。
召喚獣の基本的なギミックはこんなところです。それでは、この召喚獣をレインボーネオスデッキに組み込んだ場合どうなるのか、というのをこれから挙げていきましょう。
召喚獣とレインボー・ネオスの相性は??
「融合」手段を安定して持って来れる
先ほど紹介した「召喚魔術」、このカード、召喚獣専用融合っぽいですが、実は普通の「融合」としても使用できます。ただしそのときは手札融合しかできませんよーってだけです。
ということは、レインボーネオスの融合召喚に使えるってことじゃないですかっ!
フィールド使って融合することなんて99%ないから手札融合縛りも全く問題ないです。
そう、レインボーネオスと召喚獣の相性の良さの始まりはここなんです。
レインボー・ネオスを融合召喚するためには、その素材である「E・HEROネオス」と「究極宝玉神」モンスター、そしてそれらを融合する融合カードが必要です。逆に言うと、この3枚のうちどれかが欠けていると、当然レインボー・ネオスを召喚することはできません。そんな重要な役割の融合カードですが、「召喚魔術」ならばアレイスターからサーチ可能であり、またアレイスター自身もフィールド魔法である暴走魔法陣でサーチ可能、もっというと暴走魔法陣もテラ・フォーミングでサーチ可能なので、デッキの約4分の1が融合カードへアクセス可能なカードということになります。
つまり、テラ・フォーミングは融合魔法ってことです(意味不明)
さらに従来型の「E・HEROブレイズマン」からサーチできる「融合」もピンで差しておけば、手札に融合カードが無くてレインボー出せない!なんて事態はまず避けられるでしょう。
画像一枚で説明するとこういうことです。
本命(レインボー・ネオス)が狙えない状況でも十分戦える。
従来のレインボーネオスデッキでは、本命を出す為の準備で精一杯で、その間に相手の猛攻に耐えうる手段が不十分でした。他の融合モンスターを出して戦おうにも、本命の為に手札はあまり消費したくないし、そもそも「融合」を残しておきたいので思うように動けませんでした。
しかし召喚獣なら、召喚師アレイスター一枚から融合召喚まで行えるため、手札をあまり消費することなく戦線維持が可能になりました。画像一枚で表すとこんな感じです。
もちろんアレイスターでサーチし、融合召喚に使用した召喚魔術は除外されたアレイスターを手札に戻しつつデッキに戻っていくので、レインボー・ネオスのための融合カードが尽きてしまうことはありません。
ワンターンキルの成功率が上がった
従来のレインボーネオス召喚の流れの一例として、手札に
・ブレイズマンまたはそれをサーチできるカード
・ネオス
・ドラゴン・目覚めの旋律+手札コスト一枚
があるとき、
①ドラゴン目覚めの旋律により手札一枚をコストに「究極宝玉神レインボー・ダーク・ドラゴン」と「混沌帝龍-終焉の使者-」をサーチ
②ブレイズマン召喚、効果で「融合」をサーチ
②融合発動、手札のネオスとレインボーダークを素材にレインボー・ネオスを融合召喚
③たった今墓地に送ったネオスとレインボー・ダークを除外し、混沌帝龍ss
この流れで、フィールドにレインボー・ネオスと混沌帝龍、ブレイズマンの3体が並び、その合計攻撃力は8500、一撃で相手ライフを削りきる数値には達します。しかし、もちろんこれは相手にモンスターが一体もいない場合の話で、基本的には相手フィールドにモンスターがいる状況がほとんどです。
そこで、攻撃の邪魔となる相手モンスターすべてを取り除くことができるのが、切り札のレインボー・ネオスの効果です。改めて確認すると、
1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールド上のモンスター1体を墓地に送ることで、相手フィールド上のモンスターをすべてデッキに戻す。
●自分フィールド上の魔法・罠カード1枚を墓地に送ることで、相手フィールド上の魔法・罠カードをすべてデッキに戻す。
●自分のデッキの上からカードを1枚墓地に送ることで、相手の墓地のカードをすべてデッキに戻す。
このうち、1番目の、相手モンスターすべてをデッキバウンスする効果を使います。が、そのためにはそのコストとして自分フィールドのモンスター1体を墓地に送らなけらばならないので、ブレイズマンをコストとして効果を発動します。
これで、相手のフィールドはがら空きになりました。後は攻撃するだけなのですが、場の攻撃力の合計は、コストで墓地に送られたブレイズマンの攻撃力1000がマイナスされて、7500となり、これでは8000に届きません。
つまり、従来型ではこの状況でワンターンキルを成功させるためには、あともう一体モンスターを立てる手段が必要というわけです。そのためには必要な手札の枚数もそれだけ増えてしまい、ワンターンキルを成功させる確率自体が低くなります。
ここで、”召喚獣型”のレインボーネオスで同じような流れで回してみましょう。
ずばりワンターンキルに必要なカードは、この3枚+手札コスト1枚でおkです。
・召喚師アレイスターまたはそれをサーチできるカード(デッキ内に7枚)
・E・HEROネオスまたはそれを召喚権を使わずサーチできるカード(デッキ内に10枚以上)
・ドラゴン・目覚めの旋律
ワンキル手順パパッと説明します!
①とにかくネオスを手札に集める。(エマコ、アライブなど)
②アレイスター召喚、効果で召喚魔術サーチ
③ドラゴン・目覚めの旋律で「究極宝玉神」モンスター(どちらでも)と混沌帝龍サーチ
④召喚魔術発動、手札の「究極宝玉神」とネオスでレインボーネオス融合召喚
⑥場のアレイスターをコストにレインボーネオスの効果発動、相手モンスターをすべてデッキバウンス
⑦墓地のアレイスターとネオスを除外し、混沌帝龍ss
⑧墓地の召喚魔術の効果発動、⑦で除外したアレイスターを手札に戻し、自身をデッキに戻す
ポイントは、⑦でアレイスターを混沌帝龍のコストにすることです。
そうすることにより、召喚魔術の墓地効果の発動条件を満たすことが出来ます。
これで、ワンターンキルの完成です。え?場にはさっきと同じで攻撃力合計7500しかないって?
確かにその通りで、場には7500しかありません。ですが、手札に戻ってきたエリート召喚師アレイスターにはもうひとつ効果があり、それは
手札のこのカードを捨てることで場の融合モンスター1体の攻守をエンドまで1000アップする
というものです。これをレインボー・ネオスの最後の一撃に加えてやることで、見事ワンターンキルの達成というわけです。
このように、従来型では500足りなかった打点を、召喚獣ギミックにより手札の枚数は従来型と同じで補うことが可能となったのです。
サーチしまくるためデッキが圧縮され、引きたいカードが引きやすく?!
先ほども述べたように召喚獣ギミックはサーチ&サーチなので、デッキがどんどん圧縮されていきます。もともとHEROデッキ自体の圧縮力もなかなかなので、合わせるとかなりの圧縮が期待でき、それにより運命力も高まっていくのでは??
主なメリットとしてはこんなところでしょうか。召喚獣を加えたことで、対応力が高まり、いろんな状況に対応しやすくなったような気がします。
まだまだ未完成なところがありますが、なかなかおもしろい組み合わせができたと思うので、これからたくさん回して改良を重ねていきたいと思っております。
それでは最後に個人的にこのデッキにかなり相性がいいと思い、最近加えたギミックを紹介して終わります。
特に珍しくもないですが、ブリリアント・フュージョンとジェムナイト・ラズリーの出張です。
一般的にこのギミックを加えるメリットは、主にブリリアント・フュージョンにより融合召喚されるジェムナイト・セラフィの効果です。それは、
このカードがフィールドに存在している間、自分は通常召喚を2度行える
というもの。通常召喚により効果を発揮するモンスターなどが多く含まれるデッキ、アドバンス召喚を多用するデッキなどで重宝されます。
もうひとつのメリットは、ブリリアント・フュージョンによってデッキから好きな光属性モンスターを墓地に送れることです。
最近流行りの「妖精伝記ーシラユキ」や安定の「Em-トリック・クラウン」など、墓地に送ることで効果を発揮するモンスターの良いサポートとなってくれます。
では今回のレインボーネオス召喚獣デッキでこのギミックをなぜ採用したかというと、まず召喚獣ギミックが通常召喚が起点となっていること、さらにHEROデッキはエアーマンを始め召喚時に効果を発揮するカードが多く含まれることから、召喚権の追加が非常にありがたいからです。元々召喚獣をこのデッキに採用するにあたって大きな問題となっていたのは、召喚権が召喚獣側とHERO側でかぶってしまうことでした。
一応HEROにはヒーロー・アライブがあるので多少は譲り合いが可能でしたが、やはりどちらも通常召喚を欲していました。そんなときこのブリリアント・フュージョンのギミックがあれば、召喚権の喧嘩をせず両方が使えるので、かなり相性がいいと思ったのです。
もうひとつ、このギミックを採用するメリットが存在します。それはブリリアント・フュージョンからネオスをサーチしてこれることです。
このデッキでブリリアント・フュージョンを発動した場合、融合素材として墓地に送るカードはジェムナイト・ラズリーとネオスの1セット一択です。こうすることで、墓地に送られたジェムナイト・ラズリーの効果が発動します。その内容は、
このカードが効果で墓地に送られた場合、墓地に存在する通常モンスター1枚を手札に加えることが出来る
というもの。これによって一緒に素材としてデッキから墓地に送ったネオスをすぐに手札に回収できるということです。
つまり、ブリリアント・フュージョンは、ネオスのサーチ+召喚権の追加、とまさに一石二鳥の働きをしてくれるわけです。
それでは、今回はこれでおしまいにしたいと思います。見て下さってどうもありがとうございましたm(_ _)m
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